ロピアが中部初進出で長蛇の列  「モレラ岐阜」に新規出店 県内外から詰めかける

関東を地盤に勢力を伸ばしているスーパーマーケット(SM)のロピアが5月26日、中部地区初進出となる「食生活ロピアモレラ岐阜店」を新規出店した。午前10時のオープンを前に、県内外から訪れた客が長い行列を作った。

「ロピア」は精肉店を前身とするスーパーで、関東や関西に63店舗を展開。大容量のお買い得商品やプライベートブランドなどが人気で近年、店舗数を伸ばしている。

一方、「モレラ岐阜」は06年に開業した郊外型ショッピングモール。約20万㎡の敷地に約210店舗、駐車台数約5千台を有する県内最大級の施設。16年目を迎え、コロナ禍を経て今まで以上に高まる「食」に対するニーズに応えるため、話題性が高く、食品MDに強みを持っているSMへの入れ替えを決定。核店舗を軸に、新たに「ファッション」「レジャー」「SDGsライフ」を三つの柱として一部ゾーンの再編・集積を行い、社会情勢に即したSDGsを体感できる施設運営を行っていく。

ロピアモレラ岐阜店は売場面積約3千30㎡。生鮮コーナーでは「八百物屋あづま」「日本橋魚萬」「肉のロピア」「肉十八番」で野菜、鮮魚、精肉を販売。冷凍食品も豊富に扱っているほか、輸入菓子、韓国食材のコーナーも充実している。

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