梅雨期に必要なこと

暦も6月になり、うっとうしい梅雨の時期に入った。今年は全般的に晴天の多い日が続きいまだ梅雨の兆候は出ていないものの、今月上旬のうちに梅雨入りの可能性が高まるとみられる。

▼ウイズコロナ禍での生活環境においてマスク着用を余儀なくされる中、むしむしじめじめする梅雨の時期はとりわけしんどく感じる。高湿度に加え、マスクを着用している圧迫感がこのしんどさを一層増すことになる。

▼この時期に特に気を付けなければならないのは食中毒だ。日々の生活の中で家庭で取り扱う食材には細心の注意を払う必要がある。例えば買い物の際は要冷蔵・要冷凍の肉や魚などの生鮮食品を購入する前に、おおむねの目星をつけて最後に購入する。さらに料理する際はまな板や包丁などを食材に合わせて使い分ける工夫も必要となる。

▼食事をする前には石けんを使った手洗いを徹底。残ったご飯などを保存する場合にもう一度手洗いをするのが良いとされる。コロナ対策と併せて食中毒対策にも十二分に配慮しながら、健やかな生活を維持できるよう努めていきたいものだ。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)