ヤオコー 千葉県の食品スーパー・せんどうと資本・業務提携 持分法適用会社へ

ヤオコーは13日、千葉県市原市を中心にドミナントエリアを形成する食品スーパー「せんどう」と資本・業務提携を締結した。10月14日付で、せんどうの株式43.18%を取得し、同社を持分法適用会社とする予定。

せんどうの株式取得後、業務提携の具体的な内容を検討していく計画。少子高齢化・Eコマースの脅威など食品スーパーマーケット業界の事業環境はますます厳しくなることが想定される中、両社で議論を重ねた結果、食品スーパーマーケットの事業を通じて、「地域のお客の食生活を豊かにしたい」という経営の目指す方向性が合致し、「お互いが切磋琢磨して、さらなる成長を目指すことを決断し、資本・業務提携を行うことにした」と説明している。

なお、ヤオコーは「地域のすべての方々の食生活をより豊かに、より楽しく」を長期ビジョンに、グループ中期経営計画(22年3月期~24年3月期)では、ヤオコーとディスカウント業態(エイヴイ、フーコット)を進化させることで「グループでの商圏シェアアップ」、各企業が独自の強みを磨き、切磋琢磨して成長する「独立運営」を目指している。

せんどうは「品質のよい商品を」「鮮度のよいうちに」「まごころの接客で」「安く売る」を経営理念とし、地域のお客様の「より豊かな食生活に貢献する」ことを目的に、生鮮食品に圧倒的な強みを持つ食品スーパーマーケット24店舗、ドラッグストア1店舗を運営。千葉県市原市を中心にドミナントエリアを形成している。

直近3年間の業績は、19年3月期売上高440億円、経常利益9億8千900万円、20年3月期売上高465億円、経常利益12億円、21年3月期売上高489億円、経常利益20億円、経常利益率4・1%。売上、利益とも伸長傾向。

ヤオコーの直近店舗数(単体)は175店舗。うち千葉県内は32店舗だが、せんどうが拠点とするかずさ・臨海地域は手薄だった。資本業務提携により千葉県内のグループドミナント体制を強化するとともに、生鮮を中心とした相互のシナジーも注目される。