コロナの影響皆無の外食店

ハレの日に少々値が張る外食店を訪れてみた。おいしい料理と室内から眺められる美しい景観を堪能し、シメのデザートは移動して別室でいただく。ゆとりのある空間でコロナ対策も万全な様子。昨年オープンした店で店主にコロナの影響を聞いてみると「予約がとぎれず全く影響がなかった」と即答した。

▼朝日新聞のインタビュー記事で「時代の変化はコロナ禍によって10倍に加速した」というファーストリテイリング柳井正会長兼社長の見解が紹介されていた。10年間の変化が1年間できたとのことで、この見方は現在、苦境に立たされている外食店にも一部あてはまるのではないか。

▼コロナ以前からサービス面などで課題を抱え一進一退していたお店が、コロナによって廃業までの時間が一気に短縮されたとみることもできる。繁盛店が一転したケースもあるかも知れないので一概には言えないが、その点、冒頭の外食店はコロナのふるいにかけられたお店と言える。

▼外食、観光と十把一絡げに捉えてしまうと、細かい動きがキャッチしにくくなることも思い知らされる。