“もち麦”がドリンクに はくばくが初の飲料発売

穀物リーディングカンパニーのはくばくは、同社初の飲料商品「のむもち麦と野菜 豆乳入り」を新発売。4月28日から通販サイトAmazonにて、12本入り3千円(税抜)で先行販売した。

同品は食物繊維が豊富な「はくばくの“もち麦”」と9種類の野菜、4種の果実、豆乳を合わせた飲料。200㎖PETボトル1本で1日分の食物繊維3.8gを補給できる。合成着色料、香料、甘味料不使用。常温保存が可能で、賞味期限は360日。

もち麦は、大麦の中でも粘り気が強い麦の総称。食物繊維が非常に豊富で、繊維質の野菜として一般に知られているごぼうやさつまいもに比べても圧倒的に多い。さらに大麦には、腸のぜん動運動を活発にする不溶性、腸内環境を整える水溶性の食物繊維の両方がバランス良く含まれている。

その健康感からこの数年注目素材としてメディアでの露出が増え、最近ではCVSのおにぎりやサラダのトッピングなどにも利用されている。同社の定番商品「もち麦」(スタンドパック、800g計)の出荷売上げは昨年、2015年比で6倍に成長している。

同社では「もち麦」に、米に混ぜて炊く定番商品「もち麦」のほか、温めるだけの無菌パック「もち麦ごはん」、調理済み「かけるだけもち麦」、もち麦を焙煎したフレーク商品、さらには、もち麦を小麦に練り込んだうどんなど乾麺類も充実。潜在的な需要を見込み、手軽に補給できる飲料タイプを今回初めて発売した。