新型コロナガイドライン策定 食品産業事業者向けに 農水省

農林水産省は、食品事業者に向け、従業員が新型コロナウイルスに感染した際の対応と事業継続に関するガイドラインをまとめた。

新型コロナウイルス感染症感染者の増加を受け、食品製造業、食品流通業(卸売、小売)、外食産業など、食品を取り扱う事業所の従業員に新型コロナウイルス感染症の患者が発生した際、保健所(感染症担当)と連携し、感染拡大防止を前提とし、食料安定供給の観点から、業務継続を図る際の基本的なポイントをまとめたもの。

同ガイドラインは、「新型コロナウイルス感染症の予防対策の徹底」「新型コロナウイルス感染症患者発生時の患者、濃厚接触者への対応」「施設設備等の消毒の実施」「業務の継続」の4項目で構成。

「感染症患者発生時の患者、濃厚接触者への対応」では、

①患者発生の把握
②濃厚接触者の確定
③濃厚接触者への対応

を提示した。①については、患者が確認されたことを保健所に報告し、対応について指導を受けるとともに、従業員に対しては事業所内で感染者が確認されたこ とを周知し、感染予防策を周知徹底すること。②については、保健所の調査に協力し、濃厚接触者を自宅に待機させるなど感染拡大防止のための措置をとること。③では、保健所が「濃厚接触者」と確定した従業員については、14日間出勤を停止し、健康観察を実施すること、などとしている。

業務の継続については、濃厚接触者の出勤停止の措置を講じることにより通常の業務の継続が困難な場合、重要業務として優先的に継続させる製品・商品、サービスや関連する業務を選定し、重要業務を継続するために必要となる人員、物的資源(マスク、手袋、消毒液等)等を把握すること。

また、重要業務継続のため、在宅勤務体系・情報共有体制・人員融通体制を整備するとともに、重要業務継続のための業務マニュアルの作成を求めた。