持続可能な成長誓う 東京で酒類食料品賀詞交歓会 260社900余人が参加

酒類・食品メーカーならびに主要卸で構成する酒類食料品業懇話会は6日、東京・ロイヤルパークホテルで恒例の新年賀詞交歓会を開催。メーカー、卸のトップら260社、約900人が出席した。

あいさつした國分勘兵衛・国分グループ本社会長兼CEOは「東京五輪・パラリンピック大会の開幕まで200日となった。オリンピックイヤーの今年が素晴らしい年となることを願っている」とした上で、「昨年も自然災害が相次いだ。世界的に気候変動が大きくなり、その原因としてCO2排出量の増加など、地球環境の変化が挙げられている。SDGsの取り組みが注目されているが、これを一過性のものではなく、地球環境の将来を見据えて本気で取り組んでいかなければならない時代になった」と警鐘を鳴らした。

「(食品業界も)量の拡大、シェアアップを追うのではなく、伸びない部分は質で補うことを考えていく必要がある。再生産と持続可能な計画を立て、業界全体で持続的な発展につなげていきたい」と呼びかけた。

続いて、今年の年男23人を代表して松沢幸一・明治屋社長があいさつ。「新年早々、国内外で多事多難が続き、今年も不安定な一年が予想される。酒類食品業界は昨年後半から減速気味で、消費増税や小売業の競争激化の影響も懸念される。子(ねずみ)は繁殖力が旺盛で真面目にコツコツと、コミュニケーション力も豊かで環境適応力にも優れているという。厳しい環境だが、東京五輪の経済効果にも期待し、ぜひとも業界繁栄の年にしたい」と力強く乾杯した。

中締めでは、森山透・三菱食品社長が「競争と協調が求められる時代になった。競争も大事だが、協力できる部分は互いに協調し、業界の発展につなげていこう」と、万歳三唱で新たな年の飛躍を誓った。