「マルちゃん正麺」反転攻勢へ CMで「チャチャっと」アピール

東洋水産は19日、ノンフライ袋麺「マルちゃん正麺」の新CM発表会を都内で開催した。発売1年後の売上高が200億円(金額ベース)を記録。「マルちゃんショック」と言われ、社会現象となった「マルちゃん正麺」も11月で発売から8年。ここ数年は前年を追いかける状況が続いていたが、今期はここまで前年水準で推移するなど健闘している。袋麺シーズンの到来に先駆け新CMを投入。幅広い需要を喚起し、反転攻勢につなげる狙いだ。

発表会には、新CM「マルちゃん正麺 チャチャっと・教室にて編」(24日放映開始)で料理教室に通う生徒役を務めた俳優の役所広司さん、講師役に扮した二階堂ふみさんが登場。二階堂さんらとともにCMで紹介するメニュー「ごま油香る 肉野菜正麺」を実演調理した役所さんは「家族の笑顔が見たいお父さんたち、栄養のバランスが気になるお母さんたち、CMを見てぜひ(調理に)チャレンジしてください」とアピール。

新CMは、料理教室で学んだメニューを役所さん扮するお父さんが家庭で調理し、家族に振る舞うというストーリー。東洋水産では「発売当初のコンセプトでもある夕食になり得る商品。ぜひ、もうひと手間かけて、自宅でおいしいラーメンを作ってほしい」としている。

「マルちゃん正麺」は、東日本大震災(2011年3月)を受け内食化傾向が進む中、即席麺のおいしさ、簡便性が見直されヒットしたという経緯があるが、10月の消費増税で内食化傾向が加速する可能性もあるだけに、今回の新CMでは、「おいしさ」に加え、「チャチャっと」という簡便・即食価値も訴求していく。