「99.99」累計1億本に 通年品を刷新、限定品も サッポロビール

サッポロビールが昨年8月末に投入したRTD(缶チューハイ)「サッポロチューハイ99.99〈フォーナイン〉」は5月15日で、発売以来のシリーズ累計売上げが1億本(250㎖換算)を突破した。

飲みやすいクリアな味わいが好評で、昨年は当初計画の200万箱(250㎖×24本/箱)を1か月前倒しで達成。ただ、まだ認知が低いといい、「クリアなうまさ」を最高の価値と位置づけ、今年は「99.99with」をテーマとして積極的なコミュニケーション戦略を展開する。

通年販売中の4フレーバー(ドライ、レモン、グレープフルーツ、ライム)は刷新。原材料の配合を見直し、さらに研ぎ澄まされたクリアなうまさとプリン体ゼロを実現したという。缶体も「99.99」のフォントを変更。全体をマットニスに加工することで、より上質感を持たせた。

7月2日にはジンジャーの華やかな香りとさわやかな刺激が特徴という「同クリアジンジャー」(350㎖、500㎖)を数量限定で投入し、夏季商戦に挑む。ブランド全体の年間販売計画は400万箱(前年比167%)。