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加工食品漬物ピックルスコーポレーション 売上高400億円突破 西日本の販売拡大に注力

ピックルスコーポレーション 売上高400億円突破 西日本の販売拡大に注力

漬物トップのピックルスコーポレーションは前2月期の連結売上高が400億円を突破し、売上高、営業利益、経常利益、純利益とも過去最高を達成した。今期は10月に発売10周年を迎える「ご飯がススムキムチ」や、順調に成長している惣菜の拡販に力が入る。エリア的には近畿、中国・四国、九州の販売拡大に注力。近い将来の市場シェア15%を目指す。

前2月期の連結売上高は8.1%増の406億7千万円、営業利益は24.6%増の14億9百万円、経常利益は26.6%増の15億6千1百万円、当期純利益は5.5%増の9億2千万円となり、前々期に続いて過去最高を更新した。

前期は同業の手柄食品(兵庫県姫路市)を子会社化した効果や、主力の「ご飯がススムキムチ」をはじめキムチの販売好調、梅干や輸入キムチなど仕入れ商品の売上げ増加により増収。また、第3四半期以降は原料野菜の価格が比較的安定したことや、増収効果により増益となった。

今期は主力の「ご飯がススムキムチ」が発売10周年を迎えることから、さらなる拡販に努め、同シリーズで売上げ78億円を計画。昨年、セブン―イレブンで「7品目のピクルス」がヒットした惣菜分野は売上げ84億円を計画している。

また、同社における地域別売上高は関東の52%に対して、近畿16%、中国・四国4%、九州・沖縄5%と西日本の割合が依然低いことから、西日本の販売拡大に注力し、当面の目標として近畿、中国・四国、九州を合わせて30%以上へ引き上げる。

販売先については、従来のCVS、量販店の漬物売場、外食向けに加えて、伸長著しいドラッグストアや、配食事業、量販店の惣菜・精肉・鮮魚売場などへ営業活動を展開する。

さらに、新規事業として昨年4月に「ピーネ」「八幡屋」の2つのECサイトをスタートした。今年4月、埼玉県所沢市にピーネ関連製品製造の新工場を完成し、6月から甘酒等の製品を出荷開始する。

また先頃、子会社OHを設立。来春、埼玉県飯能市で外食・小売事業を開始する。設備投資は約7億円、初年度の売上高も7億円を計画している。

先頃、都内で開いた決算説明会で宮本雅弘社長は「課題は人手不足と労務費アップだが、当社はある程度の規模で取り組み、生産対応ができる。逆にSMの引き合いも増えていて、寡占化が有利に働くと考えている」と述べた。

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