相模屋食料は今春、豆腐・湯葉を活用した“おつまみ”提案を強化する。家飲み需要の広がりや物価高による値頃志向の高まりを背景に、従来の豆腐から一歩踏み込んだ惣菜型商品の展開を拡大。春夏シーズンに向けて「おつまみ湯葉」「おつまみやっこ」から全5品の新商品を投入。冷やして手軽に食べられる特性を生かし、夏の家飲み需要の取り込みを狙う。3月4日より関東甲信越地区を中心に発売。
豆腐市場は家庭内消費の減少などを背景に縮小傾向が続く一方、家飲み需要は底堅く、手軽に楽しめるおつまみニーズは拡大している。同社はこうした環境変化を踏まえ、豆腐や湯葉を“酒のつまみ”として再設計。副菜としての位置づけから用途を広げることで、新たな需要の創出を狙う。
「おつまみ湯葉」は、梅や枝豆などを組み合わせた2品を投入し、さっぱり感と食べ応えを両立。「おつまみやっこ」は、ポン酢や麻辣など3種の味を展開し、酸味や辛味といった“おつまみらしさ”を強化した。いずれも後味のすっきり感を重視し、暑い時期でも食べやすい設計とした。湯葉は相模屋グループの三和豆水庵が製造しており、老舗豆腐メーカーの湯葉づくりの技と、相模屋の商品開発力が融合した一品だ。

価格は「おつまみ湯葉 しそ香る梅たれ」が税抜198円、「ごろっと枝豆のおつまみ湯葉サンド」同298円。「おつまみやっこ」3品は同158円。
「おつまみ」シリーズは、手軽さと適度な満足感を兼ね備えた家飲み向け商品として支持を拡大。同社の湯葉商品は2023年春から出荷ベースで約3倍に成長しており、湯葉の拡大余地が大きいとみている。
豆腐の用途を副菜から“つまみ”へと転換することで、単価向上と売場活性化を図る。同社はシリーズ育成を通じて、豆腐の付加価値提案を一段と強化していく考えだ。



