9.4 C
Tokyo
7.3 C
Osaka
2026 / 03 / 04 水曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料サザコーヒー、德川慶喜公をイメージした「将軍珈琲」を拡充・進化

サザコーヒー、德川慶喜公をイメージした「将軍珈琲」を拡充・進化

 サザコーヒーは、江戸幕府最後の将軍・德川慶喜公をイメージした「将軍珈琲」を再考し拡充・進化させる。

 「将軍珈琲」は、1867年に徳川慶喜公が江戸幕府を代表し欧米公使と開港交渉の際にフランス人料理人を雇い欧米の公使に供した将軍コーヒーを現代風に再現したもの。

 徳川慶喜公の曾孫である徳川慶朝氏(故人 徳川慶喜家当主)が焙煎修行を経て焙煎を担当した。
 再現にあたり、同社は幕末の文献を徹底調査し、インドネシア産のコーヒー豆などを当時のフランス風に焙煎したが、当時のスマトラにコーヒー豆が植わっていなかったことが最近になって判明したという。

 12月22日、取材に応じた鈴木太郎社長は「サビ病のパンデミックで低地に植わるティピカ品種のジャワコーヒーは全滅し、その後、スマトラに植わるのは、ポルトガル領であった東ティモールで見つかった ハイブリッドティモール種なども加わることとなる」と説明する。

 サビ病で低地に植わるコーヒーが全滅した一方で、標高の高いところに植わるコーヒーは生き残ったとされることから、鈴木社長も社員とともにインドネシアを訪れ、生き残ったコーヒーを探索している。

 「現在、インドネシアのスラバヤにあるチプトラ大学の協力のもとルーツの探索に取り組んでいる。ロマン溢れる昔のジャワコーヒーや『コピ・ルアク』にも興味がある」と語る。

 「将軍珈琲」が徳川慶朝氏(故人)とのご縁で開発されたものであるのに対して、2月に発売開始した「プリンセス将軍珈琲」は、德川慶喜公の玄孫である山岸美喜氏が焙煎監修したものとなる。

 德川慶喜公と一緒に極上の一杯を楽しむひとときをイメージしてコロンビアのカツーラ・チロソという品種を100%使用して開発された。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。