飲料嗜好飲料コーヒー価値浸透に手応え 全日本コーヒー協会・賀詞交歓会で共有
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コーヒー価値浸透に手応え 全日本コーヒー協会・賀詞交歓会で共有

 全日本コーヒー協会(全協)は7日、都内で賀詞交歓会を開催し、関係省庁の来賓のほか会員・組合員ら約320人が参集し新年の慶びを分かち合うとともに、コーヒーの価値が着実に浸透していることを共有し合った。

 冒頭あいさつした柴田裕会長(キーコーヒー社長)は、コーヒー豆高騰に触れ「家庭用市場ではインスタントコーヒー、レギュラーコーヒーともに価格改定を進めさせていただき、新商品や飲用提案を各社が一生懸命させていただいた結果、生活者の皆様にもコーヒーの価格価値というものを少しずつご理解いただいていると手応えを感じている」と語る。

 生活者の目線で「コーヒーは我々の生活、人生の中になくてはならないものになっている」と述べるのは、来賓挨拶した農林水産大臣政務官の山本啓介氏。
山本氏は全協会員に対して「伝統工芸や伝統技術が伝わっていく中において、私はこのコーヒー業界の皆様方の熱心な取り組みこそが我が国の様々な古き良きものを次世代へつなげていく一つのポイントになることを改めて理解した」と称える。

島本憲仁副会長
島本憲仁副会長

 コーヒーで乾杯の音頭を取った島本憲仁副会長(味の素AGF社長)は「当社(味の素AGF)社員も値上げで苦労しているが、最近になって『コーヒーの会社に入ってよかった。これだけ値上げをしても数量が思ったほど落ちておらず、高くても買っていただける』」とすごく嬉しいことを聞いた。やはりコーヒーに価値があることをしみじみ感じている」と笑みを浮かべる。

 10月1日の「国際コーヒーの日」には 消費振興を目的に、喫茶文化やモーニング文化の発祥の地とされる名古屋でイベントを予定。柴田会長は「量よりも質のコーヒーのイベントをさせていただきたい」と意欲をのぞかせる。

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