食品各界の賀詞交歓会が5日から相次いで開かれている。主催者あいさつは、昨年を大阪・関西万博や米・熊騒動で振り返り、今年は「午年にちなんで力強く駆け抜ける年」とか「駆け抜ける馬のように活気ある年に」などのキーワードで結んでいる。
▼多くの人と名刺交換し、互いの関係を深めることが本来の目的。取引先や関係者が集まるため、ビジネス上のお付き合いには欠かせないイベントだ。取引先へのあいさつを1回で終えられるなどメリットはあるが、各界が集中する年始は時間的な制約があることから掛け持ちで参加する人も多い。
▼新年用年賀はがきの発行枚数は減少し続けており、元日の配達数も前年に比べて2割以上減ったと言われている。郵便料金の値上げやメール・SNSの普及、企業の年賀状離れなどが影響したとみられ、個人でも「年賀状じまい」をする人が増えている。
▼年賀状はSNSとは異なるコミュニケーションがとれ、賀詞交歓会はビジネスに関する相互の情報収集が可能。年賀状も賀詞交歓会も利点、欠点がある。どちらもマンネリをなくし、開催時期など創意工夫が重要だ。
