10.1 C
Tokyo
9.7 C
Osaka
2025 / 12 / 22 月曜日
ログイン
English
その他企業活動生成AIを学ぶ部活動 営業現場で活用へ Mizkan

生成AIを学ぶ部活動 営業現場で活用へ Mizkan

 Mizkanは営業本部で、生成AIを学ぶ社内コミュニティ「わくわくAI探検隊」を始動した。営業本部の社員自らが募集・企画立案・運営までを手掛けるボトムアップの取り組みで、「楽しく・気軽に・ともに学ぶ」をモットーに活動している。

 社員が主体となって生成AIを探求し、座学とワークショップを繰り返しながら、業務で生成AIを活用する具体的な方法やヒントを学んでいる。

 同社は、営業現場における生成AI活用・探求の部活動として、9月から「わくわくAI探検隊」を始動した。特徴は全国の営業本部社員が対象、営業本部とデジタル推進部の社員による自主企画・運営、営業現場での活用を意識した内容設計、業務時間内の活動――など。勉強会、ワークショップ、社外との交流、Teams上での情報共有を中心に活動している。

 7~8月の仮入部期間に生成AIの基本を体験しながら学び、9月の本入部以降、全国の部員が一堂に会する秋期講習をリアルとオンラインのハイブリッドで実施した。座学からワークショップまで行うプログラムでは、仮入部期間に学んだ内容を発展させ実践的な内容にチャレンジした。

 特に盛り上がりを見せたのは「ひなまつりレシピバトルロワイヤル」と題したアイデアセッションで、全国の部員がリアルにつながり、生成AIを駆使して新しい販促企画を次々と提案した。作成したアウトプットは関連部署と連携しながら確認し、店頭で販促物として使用できる方向で進めているという。

 同社の営業本部では、2024年度からモデル支店を決め、支店単位で生成AI活用の取り組みを進めてきた。本部全体での活用速度を上げるため、25年度は部活動というかたちで全国の営業社員を巻き込んだ活用に取り組んでいる。社員からボトムアップで企画立案し、部員を手挙げ方式で募集したところ、8割を超える支店・部署から応募があり、最終的な部員数は想定の5倍以上の約70人になった。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。