11月17日、都内で開催された全日本コーヒー商工組合連合会の「創立60周年記念式典」に招かれた鈴木憲和農水大臣は来賓祝辞で「私自身、コーヒーがないと生きていけない人間であり、このように祝辞を述べる機会をいただき大変嬉しく思っている」と語った。
地元・山形県でカフェ2店舗の経営に携わっていることも明らかにした。
「1店舗目はギリギリ黒字だが、もう1店舗目は赤字。原材料が大変値上がりしていることも重々認識しており、皆様方のご努力もつくづく感じている。私の今までの経験を申し上げると、世界中さまざまなところへ仕事を通じて訪れたが、何といっても日本のコーヒーが間違いなく世界で一番のクオリティだと確信している」と述べた。

冒頭挨拶した全日本コーヒー商工組合連合会の鈴木修平代表理事会長(美鈴商事社長)は「我々連合会にとって決して順風満帆な60年ではなかった。我々はこの60年を1つの区切りに、今までと同じように知恵を出し合い、タッグを組み、コーヒー業界が消費者から信頼される業界として続けていけるように100年に向けて頑張っていく」と意欲をのぞかせた。
功労者表彰では、鈴木代表理事会長と西埜伊宜氏(アラブ珈琲代表取締役会長)が鈴木憲和農水大臣から感謝状を授与された。
