ロイヤルホールディングスは11月25日、「リッチモンドホテル名古屋納屋橋(名古屋市中区栄1-2-7)をリニューアルオープンするとともに、ホテル1階に「ロイヤルホスト名古屋納屋橋店」を新規開業した。
ホテルは顧客ニーズの変化を踏まえ、従来のビジネス需要だけでなくレジャー、ファミリー需要にも応えられるよう改装を実施。ロイヤルホストは、東海エリア初となる朝食ビュッフェを提供。宿泊客の体験価値を、食の分野からも高めていく。
「ロイヤルホスト名古屋納屋橋店」は、店舗面積205㎡、客席数62席。営業時間は11~21時で、そのうち朝食ビュッフェは6時30分~10時。価格(税込)は、ホテル宿泊者は大人2500円、こども(6~12歳)1200円、未就学児無料。一般利用の場合は、大人は同額、こども(3~12歳)1200円、3歳未満は無料となる。
朝食ビュッフェメニューは、40種類以上をラインアップ。定番メニューに加え、うなぎご飯、どて煮、味噌かつ、手羽先唐揚げ、きしめんなどのご当地メニューや、ライブ感を訴求するできたてメニュー(小倉トースト、オムレツ、パンケーキ)も用意している。
開業に先立ち11月21日には、メディア内覧会を開催。本山浩平ロイヤルHD執行役員ホテル事業担当兼アールエヌティーホテルズ社長は「名古屋納屋橋は、“『ひときわ』上質で居心地の良い空間”を新コンセプトに、近年のインバウンド増加をはじめ国内レジャーのお客様、シニアやファミリー層など新たなニーズに対応していく。ロイヤルホストも、ビュッフェレーンを常設したホテル仕様。ロイヤルグループだからこそできるホテルとの親和性を図った」と説明。今後のご当地メニューの拡充についても意欲を示した。

川勝邦弘ロイヤルフードサービス社長は、外食事業の今後の展開について「愛知県および東海エリアは非常にニーズが高いと思っている。力を入れてどんどん新規出店を進めていきたい。ロイヤルホスト、天丼てんや、シズラー、シェーキーズと、どのブランドで出してもご愛顧いただけると思う」と語った。


