大阪府食品卸同業会はこのほど、正会員向けの勉強会を伊藤忠食品(大阪市中央区)で開催。会員卸の31人が集まった。
今回は「選ばれる卸になる」をテーマに、国分西日本マーケティング部企画課の米田敦子課長が講演。人口が減少する中でも1人当たりの食料支出額は増えており、世帯数の増加が重要なファクターになっている現状を紹介。その上で良い商談をするための条件として、商談相手の理解、スキル、事前準備の徹底を挙げた。
米田氏は「多くのバイヤーさんは現状維持が基本マインド。それを上回る新しい提案が重要」と強調。「商談は説明の場ではなく、合意を得る場と捉えることが大事」と述べた。
なお、勉強会は今回が8回目。次回は12月18日を予定している。


