名古屋文理大学、中部の地場食品メーカー、地場卸・昭和による産学連携企画「NBMS商品開発プロジェクト」の商品お披露目会が10月15・16の両日、昭和の「年末謝恩見本市」会場で執り行われた。
同プロジェクトは、名古屋文理大学フードビジネス学科の学生のカリキュラムとして毎年実施しているもの。今年は3年生計17人(商品開発7人、デザイン・SNS10人)が商品作りやプロモーション動画の作成などに挑戦した。
商品開発では、麩屋万商店とキッチンカーで販売する商品を、マザーズリヴとは名古屋の新土産を目指すプリンを考案。
麩屋万商店とは2品を共同開発。「ふねモチ」は、モチモチの生麩にきなこをたっぷりまぶして、コクのある八丁味噌ソースをかけたもの。マスカルポーネにディップして食べる。
「生麩屋が作るワンコインカップ」は、麩菓子を輪切りにして、カスタードとグラニュー糖を断面にたっぷり塗り、香ばしくカラメル状に焼き上げた、パフェ感覚で楽しめるスイーツ。
一方、マザーズリヴと共同開発した「知多の海プリン」(略称うみぷりん)は、国産の牛乳と卵、マダガスカル産天然バニラビーンズをたっぷり使用し、素材の味をしっかりと引き出した、とろけるようななめらかさが特徴。知多の海をイメージしたブルーのジュレが鮮やかに映える。幅広い世代に喜ばれる上品なギフトを目指す。
ダイナゴン本店とは、顧客層の高齢化が進む中、若い世代への訴求を狙い、看板商品「ダイナゴン」のアレンジレシピやプロモーション動画を制作。メイキングやラップ動画も合わせ計7パターンを考えた。


