高級日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」は、世界的ポップアーティストのロメロ・ブリット氏とコラボレーションし、フラッグシップの「百光」ブランド初となる5年熟成のヴィンテージを全世界100本限定で11月5日から販売する。内容量は720ml、価格は1本100万円(税別)。
今回は同氏が海外でも絶大な知名度を誇る葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をモチーフにしたアートワークを描き、ラベルにも採用した。
11月4日に都内で発表会を開催。コラボのきっかけは、ロメロ・ブリット氏が来日した際に「百光」を初めて飲み、従来の日本酒では得られなかったおいしさに感動した体験にあるという。
その後、同氏のアート作品を日本で販売するホープベアー社の鈴木洋太社長と、「SAKE HUNDRED」のブランドオーナー生駒龍史氏(Clear代表取締役CEO)の縁が深まった。
商品名は「百光 ROMERO BRITTO ―Hokusai Edition―」。製造は山形県の楯の川酒造。同県産で有機栽培した酒米「出羽燦々」を100%使用し、精米歩合18%まで磨き込んだ。
その酒質について、生駒氏は「突き抜けるような透明感と熟成による複雑性を両立させた唯一無二の味わいで抜群においしい。自信を持ってお届けできる」と評価。
2020年醸造の「百光」に熟成のポテンシャルを感じたことから、氷温と低温という2つの温度帯で約5年にわたり熟成させ、このたび完成に至った。
席上、生駒氏は「われわれの日本酒は世界のラグジュアリーブランドとして選ばれる存在を目指している。アルコール飲料としてのアプローチだけでなく、人生を豊かにするし好品として広めていきたい」との想いも語った。
購入者には特典として、ロメロ・ブリット氏の直筆サインが入ったギャランティカードとラベルの額装を特別カートンで届ける。また来年夏に開催予定の「SAKE HUNDRED」特別ペアリングディナーにも無料で参加できる。


                                    