13.3 C
Tokyo
12.9 C
Osaka
2025 / 11 / 04 火曜日
English
業務用IZUMIYA 小田原本社で展示会 9月単月2ケタ増と好調
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

IZUMIYA 小田原本社で展示会 9月単月2ケタ増と好調

首都圏の有力業務用卸IZUMIYA(本社・小田原市、鈴木雅治社長)は10月22日、小田原アリーナで展示会「第53回フードサービスショー=写真」を開催した。出展メーカーは147社128小間。小田原・箱根地区を中心に多くの地元ユーザーが来場し終日にぎわいを見せた。

「食の新時代・こだわりと変革」をメーンテーマに、会場入口のテーマコーナーでは「人手不足と時短調理に対応する食材とメニュー」「パーティー・宴会を盛り上げる映えるメニュー」「インバウンド向けメーカー売れ筋商品とビーガンメニュー」「冷凍弁当セット」を提案。新たな試みとして、来場者アンケートを実施。テーマコーナーの提案内容や商品についてユーザーの声を分析し、次回以降の提案に役立てていく。

また、物価高が続くなか、JFDAのオリジナル商品や当日限りの特価品コーナーも注目を集めた。

小田原地区(本社)の概況は、今期3-9月で売上高12%増と好調。夏場の猛暑や海外客の地震懸念デマの影響も一部で見られたが、箱根地区のインバウンド需要は堅調。新規開拓も成果を上げているという。

全社売上高は9月まで累計106.8%と堅調。9月単月は二ケタ増。利益についても、人件費や物流費、システム投資などの負担増を吸収し、ほぼ前年並みで推移している。

なお、小田原地区の展示会終了後には、箱根地区のホテルで懇親会を開催。鈴木社長は、東京・横浜・小田原の3会場での展示会開催への御礼を述べた後、今期の目標であるグループ売上高200億円の達成に意欲を示した。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点