ヤグチは11月12日、東京流通センターで「2025ヤグチ秋季見本市」を開催する。出展メーカー219社(常温132、冷食68、酒・ノンフード・特販・米19、うち新規8)。マルヤ会会員企業をはじめ全国の業務用卸店関係者やユーザーら1300人の来場を見込む。
秋季見本市のテーマは「食のTPO×4Pフードで商品比較~用途可視化のご提案」。食材価格の高騰や人手不足が課題となる中で、料理の質や業務効率を高め、ロスなく商品を活用できる最適な商品選定をサポートする提案に力を入れる。
食の“TPO”とは、業態(Target)、商品特長(Property)、使用価値(Outcome)の頭文字を表す造語。幅広い業務用食材を取り扱うヤグチの豊かな品揃えと専門力を生かし、4P(コスパ・タイパ・ヘルパ・スペパ)の観点からメーカー各社の商材の特長を分かりやすく伝える。
メーンテーマコーナーでは、「適材適食~比べて見つける最適な食材~」と題し、メーカー14社が自社商品の特長を比較試食してもらい、ユーザーが求める最適な商材の提案をサポート。NFCタグを活用し、スマホで商品比較チラシをダウンロードできる仕組みも導入する。
メーカーブースは、今回から商品カテゴリーごとにエリア分けしたレイアウトに変更。来場者・出展社の最適なマッチングと商談ができるよう様々な工夫を凝らし、見本市の利便性向上につなげる。
そのほか、VPS・YGCブランドコーナーや、バイヤーズセレクト、新商品・ロングセラーコーナーなど多彩な企画を用意している。来場は午前10時~午後4時半まで(最終受付4時)。


                                    