セブン-イレブン・ジャパンとソフトバンクロボティクスは、大阪・関西万博会場内の「セブン-イレブン西ゲート店」で、蒸式調理ロボットを使った麺類の販売を9月16日から順次始めた。冷凍食品を客自身がロボットで調理する方式を小売店舗に導入するのは国内初。
ロボットには高圧・高温の飽和水蒸気で冷凍食品を急速に調理する「蒸式調理」技術を採用。麺のコシやスープの香りまで、専門店さながらの味わいを実現した。操作は簡単で、レジでの精算後、売場の冷凍ケースから商品を取り出し、QRコードを読み取ってマシンにセット。ボタンを押すと約90秒で完成する。
販売しているのは「お店で仕上げた 中華蕎麦とみ田 濃厚豚骨魚介」「同 麺処 晴 煮干し醤油ラーメン」のほか、味噌ラーメンや肉うどん、鶏肉のフォーなどで、税込604~880円。