縦型なので、広範囲で虫を強力捕獲 簡単に設置でき、ランニングコストも低減 オザックス

オザックス(TEL03-6758-0767)は明治43年(1910年)、初代尾﨑鉄太郎社長が、高き志の下、大阪・船場において創業。以来、100有余年の歳月を歩み続けている。創業時からの事業である「紙・段ボール事業」に加え、2代目尾﨑徳太郎社長の先見の明と英断により誕生した「フィルム事業」「くらし事業」が、3代目尾﨑敏紘社長の強力な推進力と牽引力により、同社の中核事業になるまでに成長。さらには、「グローバルネットワーク」についても、確固たる収益の柱に育てるべく着実に布石を打ち、チャレンジを展開している。

今後についても、4代目尾﨑豊弘社長の大胆な指揮のもと、商品調達力・物流力・営業力のさらなる強化を通じ、OSD(ONE-STOP-DISTRIBUTOR FOR THE CUSTOMER)機能の格段の進化に取り組むと共に、新商品・新分野・新規事業の開拓で新たなビジネスモデルを構築するなど、「商社機能」を格段に高めることにより、存在感を揺るぎないものにしていくとしている。その同社が、食品業界の「異物混入対策」向けに積極的な提案を行っているのが次の製品である。

【業務用縦型捕虫器「捕虫ポール」】

数少ない縦型1・4m(2・7mタイプもあり)の捕虫器。虫が好む波長の紫外線を発する誘虫灯を採用しており、虫の誘引効果が高く捕獲力が強い。ランプは落下して破損すると異物混入のリスクが高まるが、飛散防止仕様のランプを使用しているため安全だ。電源は100V用コンセントを使用できるので、工事不要で簡単に設置できる。

ポールに粘着フィルム「ペタチュウ」を貼り使用する。捕獲面積が一般的な横型捕虫器の約8倍にもなるため、他の粘着タイプの捕虫器に比べてランニングコストを削減できる。工場の場合の設置イメージは、「出入り口・搬入口付近」「経路ではないが明らかに虫が多いと思われる場所」「保管倉庫の入り口(虫が付いたまま搬入させないため)」などである。

ハエやユスリカなどの飛翔昆虫は小さい個体ほど地表近く、大きいほど高い場所を飛ぶ傾向にある。同製品は、縦型の長いポール型なので多くの種類の虫をキャッチでき、捕虫効果が高い。また捕獲した虫の数を視認しやすいため、従業員の「防虫意識」(衛生感覚)が高まるのもメリットの一つだ。次のようなニーズを有するユーザーに最適である。

①捕獲力のある縦型捕虫器が欲しい。
②建物外部からの飛翔昆虫が多い。
③外部シャッターの開閉頻度が多い。
④設置工事不要な捕虫器が欲しい。
⑤防虫対策の初期投資を抑えたい。

なお、ステンレスの前カバーを付けた「捕虫ポールW(ワイド)」もラインアップしている。工場監査や工場見学、店舗やホテルのロビーなど、捕獲した虫を極力見せたくないといったニーズに対応する製品である。