三島食品 社員劇団が“赤しそ”アピール 社長が脚本

三島食品は8月23日、フレスタアルパーク店(広島市)で、ふりかけに関するイベントを開催。社員が鼓笛隊となって店内を巡ったり、劇を行ったりして訪れた買物客を楽しませた。

看板商品「ゆかり」にちなんだ劇「赤しそずきんちゃん」では、社員3人が末貞操社長が書いた脚本に沿って演じ会場を沸かせた。続くトークショーではふりかけや同社の歴史、最近はFURIKAKEとして海外でも人気を博していることなどを紹介した。商品の購入者にはオリジナルボトルに入れた「Myふりかけ」をプレゼント。ふりかけのパッケージを模したポンチョを着ての撮影コーナーも人気だった。

この日は売場とも連動。随所に「赤しそ生活はじめませんか?」と書かれた紫色の帯や幟が置かれ、店内は“ゆかりカラー”に染まった。同社が広島でこうしたイベントを開くのは初めて。

「Myふりかけ」も人気を集めた
「Myふりかけ」も人気を集めた

末貞社長は「商品を売るというよりも、『赤しそ習慣』を根付かせることが大事。その上で売場と連動することにより、素材が売れる実績を示し、われわれが注力する『メイン食材販売支援プログラム』の活動を広げていきたい」と説明。

フレスタの谷本満社長は「『ゆかり』は知っていても、意外に広島発の商品だということを知らない人もいる。このイベントを通し地元の会社、商品のことをもっと多くの人に知ってもらいたい。また、ふりかけはアップトレンドだが、ご飯以外にもいろいろな使い方があることも伝えたい」と話していた。