七福醸造「白だしの日まつり」 地元ファンなど1千人が来場

有機白だし・白醤油メーカーの七福醸造は7月29日、同社碧南工場(ありがとうの里)で「白だしの日まつり」を開催した。

今年で15回目となるこのイベントは、日本で最初に「白だし」を開発した同社の社名にちなみ、毎年「7(ヒチ)」「29(フク)」=「7月29日」に実施しているもの。今年も暑い1日となったが、地元住民を中心に1000人以上が来場し、イベントを楽しんだ。

会場では、人気企画の「流しそうめん」をはじめ、白だしで味付けした「白だし焼きそば」「白だし焼うどん」「かき氷」「飲む白だし」などが無料で提供されたほか、大抽選会やゲームコーナー(ともに有料)も展開。ステージでは地元の太鼓連の演奏なども行われた。

ながしそうめんはイベントの人気企画
ながしそうめんはイベントの人気企画

「飲む白だし」は、ミネラルたっぷりの天日塩を使用した同社の白だしを16~18倍に希釈して、冷たく冷やしたもの。特に夏場の熱中症予防として、水分・塩分補給ができる。同商品のファンにも徐々に定着。缶やペットボトルでの販売を望む声も増えているという。

このほか直売所では、容器としょうゆ麹、塩がセットになった「白しょうゆ体験キット」(税込700円)を販売。作り方動画も用意し、家庭で簡単に作れるようにした。夏休み自由研究の題材として人気があるとのことだ。