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飲料系飲料カゴメ 下期、利益回復へ 海外も成長加速 「アーモンド・ブリーズ」配荷拡大

カゴメ 下期、利益回復へ 海外も成長加速 「アーモンド・ブリーズ」配荷拡大

カゴメの山口聡社長は、8月1日に開いた2025年12月期第2四半期の決算説明会の中で、下半期(7~12月)の国内加工食品事業(飲料・通販・食品)および国際事業(トマト他一次加工・二次加工)の取り組みを説明。国内加工食品事業は「利益の回復と挑戦の継続」、国際事業は「成長の加速」を基本方針とし、目標達成に向けて施策を着実に実行する方針だ。

飲料のトマトジュースは、購入者当たり容量と購入率は引き続き伸長していることから、機能性訴求を強化し、習慣性の促進。子育て層の購入率がアップしている「野菜生活100」は、子どもに人気の「パンどろぼう」とのコラボにより継続利用の定着。「アーモンド・ブリーズ」は、アンバサダーの継続活用と新製品で配荷を拡大。通販は、野菜飲料やスープで特別感のある広告を展開。

食品は、ナポリタンなどレトロメニューの定着と「ごはんにかけるスープ」など新製品により新たな価値を提供。野菜摂取推進活動の一環として「野菜の日」(8月31日)、「トマトの日」(10月10日)に向けて野菜の関心を高める。

トマトケチャップは、基礎調味料としての値頃感を生かし、生活者の節約・時短志向に応えるメニュー提案を推進。「焼きケチャップ」に加え、「ケチャップ×ソース」の合わせ使いによる、アレンジメニューを開発。スープは「ごはんにかけるスープ」のラインアップを追加。ギフト、通販カテゴリーにおいてもさらなる需要創造を目指す。

中でも3月から、本格的な販売を開始した「アーモンド・ブリーズ」は、メジャーリーガーのダルビッシュ有さんをアンバサダーとして起用した効果もあり、新たな男性ユーザーを獲得。山口社長は「アンバサダー2人のCMや店頭での青色を基調とした展開が高い評価を受け、商品の認知度は高まり、商品的にも他社にない価値として低糖質が支持された」と振り返る一方で、「中堅スーパーなど配荷されていない小売店も見受けられるので、下半期はこれらの流通に向けて配荷を強化する」方針だ。

国際事業の一次加工は、米国インゴマー社における生産効率化と品質向上の本格化。二次加工は、北米市場でオイルベースやアジアンソースなどの新製品開発に注力する。

なお25年12月期第2四半期(1~6月)連結業績の売上収益は、国際事業はトマトペースト市況の下降影響により前年同期比6.4%減の1386億8100万円、事業利益は原材料価格の上昇と国際事業の減収の影響により32.7%減の104億円だった。

通期計画(1~12月)の売上収益は2.2%減の3000億円、事業利益は11.4%減の240億円、営業利益は33.7%減の240億円を見込んでいる。

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