その他企業活動キリンHDが「AI役員」導入 経営の意思決定支える“右腕”に
カナエ モノマテリアルパッケージ

キリンHDが「AI役員」導入 経営の意思決定支える“右腕”に

キリンホールディングスは「AI役員」を導入した。経営層の意思決定を支える“右腕”とする考えだ。

このほど「AI役員 CoreMate」を開発。7月から本格導入した。過去10年分の取締役会とグループ経営戦略会議の議事録データ、その他社内資料や外部の最新情報を読み込ませ、独自に12人の人格を構築したという。

複数のAI人格同士が、経営戦略会議の中で議論するべき論点や意見を交換。ここから数個を抽出し、実際の会議で経営層に提示する。

人とAIの共創により、経営戦略会議に多様な専門性と意見をもち込み、意思決定の質とスピードが向上することで、グループのイノベーションを加速させるねらい。本格導入後は、年間30回以上のグループ経営戦略会議で「CoreMate」が活用される見込みとしている。

将来的には取締役会や事業会社の経営戦略会議などにも順次展開する予定。会議参加者同士の議論内容をリアルタイムで可視化する機能や、会話型の「CoreMate」の開発といった機能拡張も視野に、グループ全体の意思決定の質やスピード向上を目指す。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。