その他SDGs地球にやさしい「パピコ」 中学生と“未来の容器”考案 江崎グリコ
カナエ モノマテリアルパッケージ

地球にやさしい「パピコ」 中学生と“未来の容器”考案 江崎グリコ

江崎グリコは6月11日、かえつ有明中・高等学校(東京・江東区)にて出前授業「海とプラスチックの明るい未来~考えてみよう!地球にやさしい『パピコ』~」を実施。主力商品「パピコ」を題材に、中学1年生の有志計40人とともに、プラスチック削減をテーマとしたディスカッションを行い、地球にやさしい商品づくりについて考えを深めた。

授業では「パピコ」の歴史や商品特長、工場での製造について紹介。講師を務めたSCM本部グループ調達部包装グループの岸本菜々氏は「シェアできる独自容器や季節限定商品など、楽しさも工夫されている」など説明した。

続いてCSR委員会環境部会の中島修氏が登壇し、「パピコの課題は、外袋・容器ともにプラスチック使用量が多いこと」と指摘。同社が2030年までにすべてのプラスチックをリサイクル可能素材へと転換する目標を掲げていることなどを紹介した。

生徒らは3グループに分かれ、「リユース・リデュース・リサイクル」の視点からアイデアを発表。「2つの味が楽しめるパピコ」「プラ容器を“箱パピコ”に変えて、ハピマークを付けて販売する」「専用のリサイクルボックスを設置」「家から持ってくる専用容器にパピコを入れるのがいい」など、柔軟な発想が飛び出した。

中島氏は「パピコのように身近な存在を通じて、環境問題を“自分ゴト化”してほしい。生徒の発想から得る気づきも多く、今後の参考にしたい」と語った。

出前授業は、CLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)が主催する「未来デザインプログラム」の一環。同社は6月6日の四条畷学園に続き、今回で2回目の実施となる。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。