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業務用トーホー 三協流通グループを子会社化 チルド鶏肉扱いへ

トーホー 三協流通グループを子会社化 チルド鶏肉扱いへ

トーホーは、鶏肉を中心に扱う岡山県の三協流通グループの株式を取得し子会社化する。6月12日開催の取締役会で決議した。

これにより、鶏肉商材ではこれまで冷凍品が中心だったが、国産チルド商品も取り扱えることで、加工品含めて商品力の強化を図る。

子会社化には、三協食鳥を中心とした三協流通グループ6社(24年3月期合算売上高99億円、営業利益2.5億円)の合併を目的に25年9月1日付で設立予定の新設合併会社の全株式を、設立後にトーホーが取得する。取得株式数は816株で、株式の取得価額は4億円。

株式譲渡は6月13日、株式引渡しは25年9月中旬~10月上旬を予定している。

新設合併会社の名称は三協食鳥で、本社は神戸市に置く。代表取締役社長には現在の三協食鳥社長の美土路昌作氏が引き続き就任し、代表取締役副社長に升本剛治トーホーフードサービス神戸支店長が就く予定。

三協流通グループは1964年に設立。京阪神・中国地区を主に、ブロイラー他、国産鶏肉を中心に畜産品の生産・加工を行い、外食産業や学校給食、食品スーパーなどに販売している。今後はトーホーの販売網も加えるなど、双方でシナジー創出を図る。

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