ネスレ日本、加藤産業、フジの3社は協同で、紙パッケージを回収し再利用するアップサイクル活動を進める。6月10日にフジグラン広島(広島市)で調印式を行った。フジの19店舗にネスレ日本製品の回収ボックスを置き、加藤産業の物流網を活用し配送する。
フジとネスレ日本は22年から紙パッケージの回収を行っており、累計約2万個を集めた。回収したパッケージはトートバッグなどにアップサイクルし、消費者に景品などとして贈ってきた。今回、加藤産業が加わることで「効率的な回収が進み、設置店舗数や回収数の増加が可能となった」(フジ)としている。
