中部地区の業務用卸12社(事務局・名給)で組織する東海外食物流協会(=TGK、橋本賢一会長:ジガミホンフーズ社長)は5月28日、ウインクあいちで商品展示会「フードメッセ2025」を開催した。
TGKの今期スローガン「原点回帰」に即して、得意先・ユーザーの課題解決や差別化提案に力を入れた。当日は関係各方面から約800人を招待。メーカー約90社が出展し、新商品やおすすめ商品の紹介を行った。
会場ではメーカー各社が猛暑をにらんだ商品やメニューを提案。揚げ物やスパイシー調味料などのスタミナ系、疲れた身体にやさしいさっぱり系や柑橘系、冷凍スイーツや冷製スープなど定番アイテムにも新たな工夫を加えて汎用性の高さや使い勝手の良さをアピールした。
深刻な人手不足にある調理の現場を助ける、時短・簡便商材は引き続き好反応。
昨今の米の価格高騰、調達環境の厳しさなどを背景に、麺類や粉ものの提案、あるいは米の食味向上や鮮度を維持する商材などに来場者も高い関心を示した。
