日本外食品協会 業務用商品の円滑な流通へQRコード活用を呼びかけ

日本外食品流通協会は5月26日、KKRホテル東京で定時総会を開催した。役員・理事の補選では、賛助会員のマルハニチロ熊本義宣常務執行役員を理事に選任した。

情報交流会であいさつした小田英三会長(オーディーエー会長)は「農水省の支援もいただき、物流の生産性向上推進に取り組んでいる。業務用商品の円滑な流通に向けて、メーカーさまには賞味期限表示等、(外箱段ボールへの)QRコードを活用した情報伝達にご協力を願いたい」と呼び掛けた。

来賓の宮浦浩司・農林水産省大臣官房統括審議官は「インバウンド需要の増加やライフスタイルの変化により、外食市場は今後も拡大が期待される一方で、人手不足が課題となっている。現在、新たな法案を国会で審議いただいているが、農水省として、商慣行の見直しや物流の効率化、環境負荷低減につながる取り組みを支援し、諸課題にしっかりと対応していく」と語った。

なお、総会後の講演会および情報交流会には、正会員9社をはじめ、賛助メーカー、農水省や関連団体関係者など120人弱が出席した。

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