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加工食品調味料・カレー類全国味噌工協組 輸出力強化に注力 人口減、コメ高騰を問題視
KNOWLEDGE WORK 20260303

全国味噌工協組 輸出力強化に注力 人口減、コメ高騰を問題視

全国味噌工業協同組合連合会(全味)の満田盛護会長(会津天宝醸造社長)は5月22日に都内で開かれた全味通常総会であいさつし、人口減少と米価格高騰を大きな問題として挙げる一方、「国の補助をいただき海外向けのPR事業を展開できる環境にある」と述べ、業界全体の輸出力強化に力を注ぐ考えを示した。

満田会長は、食品業界を取り巻く環境について「問題山積」としたうえで、「私の中での第一位」として「大幅な人口減少社会に入ったこと」を挙げた。特に「みそに小さい頃から接していたヘビーユーザーが減っている状況。これは本当に大変な問題」とした。

第二位として「米」を挙げ、「今後どうなっていくのか。消費も変化するかもしれない。原料価格が極端に上昇することによる収支の悪化、それを回避するための値上げ作業という状況になっていくかもしれない。正常化されるまでどのくらいの期間を要するかも予測不能な状況にある」「農林水産省とも情報交換しながら、いかに伝統的な調味料の業界を発展させていくかを議論したい」と語った。

これに対し、輸出については「絶好の機会を利用させていただき、世界に情報を発信することに努めていきたい」と述べた。増加している訪日外国人旅行者向けに、おいしさ、健康・栄養などの情報を発信するPR活動を展開する必要があるとの考えも強調。「(それを伝えることが)海外でのみその需要創出につながる可能性を秘めている」語った。

満田会長はさらに全味について「これまで行ってきた様々な事業を尊重しながら、これから大いに変化する世の中に対応するため、様々な部分で検討、改革を加えていきたい」とした。

全味の通常総会では役員改選が行われた。正副会長では、理事会を経て、満田会長、中村光一郎副会長(イチビキ)、永江隆志副会長(マルヱ醤油)が再任され、新任の副会長として田中英太郎氏(かねこみそ)が選任された。

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