13.8 C
Tokyo
15 C
Osaka
2025 / 11 / 10 月曜日
English
加工食品冷凍食品日本冷凍食品協会 若い世代へのPR強化
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

日本冷凍食品協会 若い世代へのPR強化

日本冷凍食品協会は5月21日、令和7年度通常総会を都内のホテルで開催し、前年度事業報告・収支決算、今年度事業計画・収支予算を承認した。役員改選では大櫛顕也会長(ニチレイ社長)が相談役に就き、新会長に味の素社の藤江太郎会長が就任した。

大櫛前会長は「日本の冷凍食品は素晴らしい生産技術と品質を備え、まだまだ成長できる」と期待を寄せ、藤江新会長は「変化の激しい時代だからこそ業界の方々が最先端の情報をいち早くキャッチしてスピーディーに対応できるようにしたい」などと話した。

今年度事業計画では、このほど改定した冷凍食品認定制度と認定マークの普及に努める。それにより会員および認定工場、認定数量の拡大を図るほか、消費者や流通業者、学校給食関係者等への周知も強化する。

広報活動は「べんりとおいしいのその先へ 冷凍食品」をベースに、若い世代に向けた取り組みに注力。10月18日「冷凍食品の日」前後に都内で20~30代をメーンターゲットとしてPRイベントを開催する。あわせて今年も農林水産省「消費者の部屋」で冷凍食品の特別展示と試食提供を実施。また「10月は冷凍食品月間」をテーマに、販促物を活用した小売店でのPR、地方の新聞、テレビ、ラジオ、WEBとのメディアミックスなども行う。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点