逆光線(コラム)なぜ続けているの?

なぜ続けているの?

被験者らには、マグカップとチョコレートのいずれかがランダムに進呈される。自分がもらえなかったほうと交換するか?と問われた人の多くは交換を希望せず、すでにもらったものを保有し続けた。行動経済学に言う「保有効果」を裏付けたとされる実験だ。

▼ランドセルはなぜあんなに重いのか?試しに、小2のわが子にリュックで登校させてみた。本人も周囲も違和感なく受け入れ、むしろ好評。学校からも何も言われない。今のところ何の問題もないが、「自分もそうしよう」という動きにはつながっていないようだ。

▼なぜ続けているのか?理由をいろいろ後付けしても、突き詰めれば「これまでそうだったから」としか言いようのない物事は多い。その典型が「強制的夫婦同姓」ではないか。

▼明治初期に欧米の真似をして導入した制度だが、いまや別姓が選択できないのは世界で日本だけ。「両親が別姓だと子どもが困る」という心配を聞くわりには、海外で困っている子どもの具体例を聞いたことがない。みんなにとっての「当たり前」がこの国と異なる社会では、そんな“心配”は親にも子にも思いもよらぬことなのかもしれない。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。