11.7 C
Tokyo
11 C
Osaka
2026 / 03 / 02 月曜日
ログイン
English
流通・飲食小売ヤマナカ 「30年までに1000億円」 組織若返りで反転成長へ
KNOWLEDGE WORK 20260303

ヤマナカ 「30年までに1000億円」 組織若返りで反転成長へ

名古屋市を中心に食品スーパーを展開するヤマナカの取引先で作る「ヤマナカ会」の総会が5月21日、ホテルメルパルク名古屋で開催された。25年2月期が目標未達で着地したことを受け、5年後を見据えた新しい「中期戦略ビジョン2030」を策定。30年までに営業収益1000億円、経常利益40億円を目標に掲げ、施策に取り組んでいく考え。

開会のあいさつでは、岡本均会長(伊藤忠食品社長)が登壇し「顧客満足および従業員満足の両立を目指した骨太の戦略実現のためには、きめ細やかな分析とエッジの効いた戦術が必要で、3月にリフレッシュオープンしたフランテロゼ白壁は差別化と価値創造で着実に顧客の心をつかんでいる」と話し、商品展開について「会員の各社が知恵を絞って“ヤマナカならでは”の商品を開発、提案することで、商品・生活・店内の3つの潤いを消費者に届ける役割を果たせるよう、全力で取り組んでいきたい」と話した。

ヤマナカ会の岡本均会長
ヤマナカ会の岡本均会長

続く経営政策発表では、中野義久社長が「昨年6月の株主総会で、組織人事の若返りを図った。物価高でディスカウントの波があり苦戦し、買い上げ点数、客数に課題が残った。今期は主力店舗をスピーディーに改装し、陳列変え、商品マッサージを行い、メーカーの主力商品をしっかりと売り、PB・留め型など『ヤマナカならでは』の商品も集中して販売していく」とあいさつ。大山秀樹専務と中野雄介専務が中期経営計画のロードマップや商品政策、新マスコットキャラクター「やまるん」について説明した。

最後の年間表彰では、「売上高貢献賞」として売上高上位10社のうち、前年比上位3社の愛知県経済農業協同組合連合会、芋銀、丸小青果を表彰。「部門貢献賞」としてカゴメ、岩田食品、尾鷲物産、プリマハム、東洋物流の5社。「個人表彰」として10人を表彰した。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。