10.1 C
Tokyo
13.2 C
Osaka
2026 / 02 / 26 木曜日
ログイン
English
加工食品PBF植物蛋白食品協会 新会長に山口氏
KNOWLEDGE WORK 20260303

植物蛋白食品協会 新会長に山口氏

日本植物蛋白食品協会は7日、KKRホテル東京で通常総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では新会長に山口龍也氏(昭和産業)、副会長に岡雅彦氏(日清オイリオ)、鈴木清仁氏(不二製油)、田中万里氏(長田産業)を選任した。

山口新会長は就任あいさつで、「気候変動や地政学リスクの高まりで、食料安全保障の重要性が高まっている。食料供給の安定、コスト、健康志向、環境への配慮が求められるなか、植物たん白はそのニーズに応える重要な選択肢となっている」と貴重な食資源としての役割を強調した。

24年の植物性たん白の国内生産量は4万7415t(1.5%減)、大豆たん白4万1873t(1.5%減)、小麦たん白5542t(1.4%減)。出荷・自社使用量は5万9250t(2.7%減)。植物性たん白食品への関心の高まりを背景に出荷・使用量は近年6万t台を維持していたが、「物価高による食品値上げが相次ぐ中で、(対面業界における)最終製品のダウンサイジング等の影響を受けたと推察している」(協会事務局)。

協会設立50周年の節目 重要性高まる植物性たん白

長期的な食料需給を見据え、新たな蛋白供給源として植物性たん白の活用が期待される中、1975年に設立された協会は今年8月5日で創立50周年を迎える。

「諸物価の上昇も影響して近年植物たん白の生産・出荷量は横ばい傾向を続けているが、(既存分野にとどまらずプラントベースフードをはじめ)会員各社が新たなニーズに対応した新製品の開発に取り組んでいる。加えて、増加するインバウンドや大阪・関西万博などビジネス拡大の環境が整ってきている」(山口新会長)。

50周年記念ロゴ
50周年記念ロゴ

こうした中で、協会では設立目的にもある、▽植物性たん白の消費増進や健康機能性についての普及啓発▽規格・表示の改善、製造・加工・流通に係る技術の開発・改善▽内外情報の収集・提供――に努めていく方針を確認した。

なお、創立50周年事業では、50周年記念ロゴを作成したほか、来年5月の通常総会にあわせて記念式典の開催を予定している。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。