14.9 C
Tokyo
17.3 C
Osaka
2026 / 02 / 23 月曜日
ログイン
English
加工食品乾麺・乾物乾物・乾麺市場発展へ 日本アクセス「AK研」 人材獲得へ講演も
KNOWLEDGE WORK 20260303

乾物・乾麺市場発展へ 日本アクセス「AK研」 人材獲得へ講演も

アクセス乾物乾麺市場開発研究会(AK研)の第6回総会が5月8日に開催され、会員企業が全国から参加した。

日本アクセスが19年に設立した同会。同社の卸機能と全国のメーカーや生産者とのつながりを生かし、乾物・乾麺市場の発展を目指している。あいさつした日本アクセスの服部真也社長は、今期の同社組織改編について説明。家庭用と業務用を同じ組織で管轄することを報告した上で「家庭用・業務用というプロダクトアウトの発想ではなく、垣根のないマーケットインの発想で商品の拡売に努めたい。市場の変化を的確に読み、スピーディに対応することで、まだ乾物・乾麺市場は拡大できると確信している」と述べた。

AK研の会長を務める同社執行役員の淵之上明生氏によれば、会員159社を合わせた24年度販売実績は前年比107.7%と続伸。

約3%増の市場を上回ったことについて淵之上氏は「会員各社の多大な協力があってこそ。当社としてもこれに負けないよう皆さまに応え、AK研を盛り上げていきたい」と述べ、5月17日から行われた「The乾麺グランプリ2025 in Tokyo」をはじめ、多彩な企画で市場活性化に取り組む考えを述べた。

乾物乾麺MS部長の石川雅成氏がAK研の活動を報告。部会のデリカ・外食流通開発研究会では、PC・CKセンター保有企業への提案を強化したほか、生産量が減少している原料について新たな産地開発や代替商品の開発を提案。

加工食品メーカー向けに乾物乾麺の原料を提案する原料販売研究会では今期、冷凍食品メーカーを中心に全温度帯のメーカーへのアプローチを強化する方針だという。またマーケティング研究会では乾麺グランプリの店頭展開を強化。需要期に乾物乾麺の喫食頻度を上げる企画の発信にも取り組む。

人材雇用支援システムを展開するHRソリューションズの武井繁社長が、人材の獲得に向けたノウハウを講演。「(人材獲得には)人を集める、選ぶ、生かすの3工程がある。人手不足の今は、選ぶのは応募者の側。でも多くの会社は『選んでやる』という態度で、これを転換するのがスタートライン」とした上で、採用の成否だけでなくその後の業績にも影響する面接の重要性を強調した。

AK研の副会長を退任する兵庫県手延素麺協同組合の井上猛理事長、にんべんの髙津伊兵衛氏によるあいさつ、記念品贈呈を実施。締めくくりにあいさつした副会長の長澤重俊氏(はくばく社長)は「昨年のAK研は107%の実績を達成。有言実行に敬意を表する。組織の力でマーケットを開いていけるのはありがたいこと。お互い今後も力を合わせ頑張っていきたい」と述べた。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。