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飲料系飲料ホテル向けに紙容器の水 持ち帰り増え清掃の手間減少も サクラ食品工業が土産用セット発売

ホテル向けに紙容器の水 持ち帰り増え清掃の手間減少も サクラ食品工業が土産用セット発売

浮世絵あしらい訪日客にアピール

サクラ食品工業は紙容器入りのミネラルウォーター、「京乃水(きょうのみず)」シリーズの4本セットを発売した。

同商品は一昨年の「清流咲良之舞」を筆頭に、昨年は「清流咲良納涼図」「清流咲良秋風」「清流咲良酉のまち」を季節ごとに投入。春夏秋冬が揃ったことから4本を詰め合わせ、主に土産物として販売する。

酒どころとして知られる京都・伏見の水を使い、パッケージには画家・絵師として活躍する石川真澄氏の浮世絵が描かれる。プラスチック資源循環促進法の施行でプラ製備品の削減を進めるとともに、外国人観光客が増加しているホテルを中心に導入が進む。

従来のペットボトルは宿泊客が飲み残したまま、部屋に置いて帰ることが多かった。だが、同社の紙容器に変えたホテルでは、外国人が持ち帰ることが増え、清掃の手間が省かれるという効果も表れた。

連泊する宿泊客が清掃を不要とした場合は、その代わりに「京乃水」を1本渡すサービスを行い、好評を得ているホテルもある。

大阪市・梅田の空中庭園展望台など、外国人観光客の多い観光地にも広がりを見せている。開催中の大阪・関西万博の会場内にあるコンビニでも大陳されている。こうした中、土産物としての需要を喚起しようと、新たに4本セットを投入した。

紙容器の水は、特に環境への意識が高い外資系や大企業からの注文が多い。藤原拓社長は「グローバルでは紙容器の水は多いが、日本ではまだ少ない。この商品を通し、日本の文化を発信するとともに、日本の商品の認知度を高める一助としたい」と話している。

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