11.2 C
Tokyo
11.7 C
Osaka
2026 / 01 / 17 土曜日
ログイン
English
加工食品菓子カルビーが知的財産事業を加速させるワケ 開発した管理プラットフォーム「かるれっと」でライセンス業務を簡素化

カルビーが知的財産事業を加速させるワケ 開発した管理プラットフォーム「かるれっと」でライセンス業務を簡素化

 カルビーは知的財産(IP)事業を加速させる。

 このほどIP管理プラットフォーム「かるれっと」を開発して、二次創作における外部クリエイターの与信管理やライセンス業務を簡素化させた。

 商品以外にグッズや音楽などを通じて生活者との接点を増やして購買意欲の喚起やブランドのファンづくりを図るのが狙い。

 4月17日、発表会に臨んだ笙(しょう)啓英取締役専務執行役員は「カルビーIPプロダクトを通じて改めてカルビーとの距離を近づけていただくようなことがIP事業の軸にある。我々の目的は素敵な笑顔を増やしていくことにある」と語る。 

 新規事業を担うCalbee Future Labo が主体となってIPプロダクトを広めることで、主にカルビー商品の新規ユーザーの獲得や離反層の呼び戻しを図る。

左から松本氏、笙(しょう)氏、関口氏
左から松本氏、笙(しょう)氏、関口氏

 松本知之Calbee Future Laboディレクターは「ユーザーは常に入れ替わっていく構造にある。カルビー商品を忘れられてしまったお客様やもう食べられていないお客様が、街でカルビー商品のグッズを見かけられたとき、そのグッズが買われるかはさておき、カルビー商品に対するリマインド効果が見込める」と期待を寄せる。

 IPプロダクトの普及を円滑にするのが「かるれっと」。

 「かるれっと」は、カルビーとウォレット(財布)を組わせた造語。過度な個人情報の開示を不要としつつ契約の自動化と透明性を確保し、クリエイターが迅速かつ容易に契約を締結できるようにしてクリエイターの参入障壁を低減する。

カルビーの知的財産を活用したグッズの一例
カルビーの知的財産を活用したグッズの一例

 関口洋一Calbee Future Labo CXチームマネジャーは「権利の部分を簡単にするワークフローシステム。ライセンシーさまやクリエイターさまの権利を保証しながら使っていただきやすくするためのシステムとなっている」と説明する。

 発表当日、「かるれっと」を用いたIP事業の実証実験が始動。「じゃがりこ細いやつ」グッズデザインコンテスト入賞作品のライセンス展開や、カルビー商品の食べ音を使った音楽レーベルの立ち上げなどを予定している。

関連記事

インタビュー特集

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。