大塚食品は、レトルト食品「マイサイズ」ブランドでインフルセンサーを活用して平日遅い夕食になりがちな女性に照準に合わせてコミュニケーションしていく。
「マイサイズ」は“100kcalでおいしい”“全品レンジ調理可能な簡便性”“塩分2g以下設計”の価値を持つ。
これらの価値が、平日遅い夕食になりがちな女性に合致すると同社はみており、「夜遅ごはんも我慢しない!」のコミュニケーションワードを掲げた店頭販促などを用いて訴求している。
3月13日、発表した森川慎太郎製品部レトルトチームリーダーは同社で実施した調査データを引き「“夜遅ごはんの悩みは?”の設問ではカロリーと手間が上位に挙げられ、“夜遅ごはんに求めるもの”の設問では“調理が簡単”“すぐに食べられる”“おいしさ”“洗い物が出ない”“カロリー控えめ”の順で上位に入り、ほとんどが『マイサイズ』で解決可能」と自信をのぞかせる。
同社調査によると、女性層の中でもカロリーコントロールしているのは20‐30代が多く、平日の夕食が遅くなる女性は8割を占めることが判明。
「マイサイズ」の喫食シーンも、メインの昼食が年々減少傾向にある一方で、平日の夕食が増加傾向にあり、追加シーンとして「夜遅ごはんも我慢しない!」を訴求することで平日の夕食需要の増加を加速させる。
「4月からインフルエンサーに動画を作成いただいて、フォロワーにマイサイズの食シーンの想起を促していく。多くのフォロワーの共感を得られるようにしてユーザーを増やしていきたい」と語る。
インフルエンサー施策は、まとめ買い促進と並ぶマーケティング施策の柱となる。
4月から6月にかけて、自分磨きグッズをプレゼントするスタンプラリーキャンペーンも実施し店頭と連動して21種類のラインアップの認知と新規トライアルを促進していく。
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