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DM三井製糖 関門製糖など来年9月生産終了へ 砂糖事業の「強靭化」を加速

精糖トップのDM三井製糖は、北九州市門司区に拠点を置く精糖工場・関門製糖など子会社3社の生産を2026年9月末日で終了する。中期経営計画(2026 Diversify into Nutrition&Health)に掲げる「国内砂糖事業の強靭化」施策の一環。また、新年度入りした4月1日からは持株会社体制を解消。グループ組織体制を刷新し、新たな体制のもと生産の適正化、収益基盤の強化を狙う。

関門製糖は同社の精糖委託工場の一つ。2021年9月、日本甜菜製糖との資本業務提携の一環として100%子会社化していた。関門製糖の砂糖生産はDM三井製糖の自社工場である福岡工場、神戸工場に移管する。あわせて、同地域で氷砂糖を製造する鳳氷糖や包材等関連事業を営む日糖産業も生産を終了する。

一方、4月1日をもってDM三井製糖ホールディングスは完全子会社であるDM三井製糖を吸収合併。2021年4月から続いた持株会社体制を解消した。商号は「DM三井製糖」に変更。今後、国内砂糖事業の基盤強化や海外事業、ライフ・エナジー事業を含めたグループ一体経営を加速させる。

近年の人口減少や甘味離れ、原料・エネルギーコストの高騰を背景として砂糖事業の経営環境は厳しさを増している。国内砂糖消費の漸減傾向が続く中で、精糖業界では工場の統廃合や生産共同化、業界再編による合理化といった動きが活発化している。

DM三井製糖と業務提携している和田製糖(東京都中央区)は、2025年3月末に同社江戸川工場を閉鎖。砂糖生産をDM三井製糖千葉工場に委託するほか、両社は資本提携に向けて協議する方針を明らかにしている。

業界第2位のウェルネオシュガーは2024年10月、傘下の伊藤忠製糖と日新製糖を吸収合併し完全経営統合。2025年3月に東洋精糖をTOB(株式公開買付け)により完全子会社化したほか、2025年10月には子会社の第一糖業(宮崎県日向市)との合併も控えている。

業界再編・合理化により、各社は原料調達や生産、物流、販売などサプライチェーン全般の効率化、統合シナジーの創出を図る。

また、成長領域と位置付ける海外事業や機能性素材事業などに経営資源を積極的に投入し、将来の成長を加速させる狙いがある。

直近の業界再編・合理化の動き
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