11.1 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2025 / 11 / 16 日曜日
English
流通・飲食外食ピザ 第4次ブームで追い風 インスタキャンペーン注力 ピザ協議会
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

ピザ 第4次ブームで追い風 インスタキャンペーン注力 ピザ協議会

ピザ協議会は、このほど定時総会終了後に懇親会を都内で開き、会員各社や来賓など50人超が出席した。冒頭、長田昌之会長(日本ハム加工事業本部ブランド戦略室長兼マーケティング部長)は「23年度のピザ市場は3237億円、微減ながら歴代2位だった。第4次ピザブームの追い風を感じている」などと話した。

ピザブームは第1次が1970年代に多店舗化したファミレスのメニューに採用されたこと、第2次が80年代に宅配ピザが登場したこと、第3次が01年頃の本格的なナポリピッツァ人気とされ、直近は総菜ピザの拡大が牽引している。

協議会の活動に関して、長田会長は「11月20日『ピザの日』にあわせてピザのおいしさ・楽しさ、そして人を笑顔にするパワーを伝えるべく活動している。公式インスタグラムのキャンペーンが好評で、フォロワーは一時9000人を超えた。これをベースに消費者やユーザーとさらにコミュニケーションを発展させていきたい」などと語った。

次いで日本輸入チーズ普及協会の内田宏己会長(チェスコ社長)が登壇。「昨年チーズの輸入量は5年ぶりにプラスだった。第4次ピザブームの追い風に加え、コメ不足・価格高騰の代替需要も見込まれ、今後ピザ業界とも連携を深めて需要の活性化を図りたい」とあいさつし、乾杯の音頭をとった。

また、4月1日付で新会長に神谷崇氏(同日付で日本ハム執行役員加工事業本部マーケティング統括部長)が就任予定となっている。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点