優良企業・優良ふるさと食品に表彰 食品産業センターと食品流通合理化機構

一般財団法人食品産業センターおよび公益財団法人食品等流通合理化促進機構は、このほど第46回食品産業優良企業等表彰式、令和6年度優良ふるさと食品中央コンクール表彰式を行った。

表彰式に先立ち両表彰主催の食品産業センター堀切功章会長は、「今回の表彰は経営合理化、経営改善、品質管理の強化、食品リサイクル、地域食文化や原材料を生かした商品開発など、今後の食品業界の発展にとって示唆に富むものばかりだった。両表彰事業は消費者に価格以上に価値提供が使命である業界において、それぞれの工夫や努力による価値創造を果たした企業を表彰している。今後も全国各地で頑張っている企業を応援するため、表彰事業を継続する。受賞企業はこれを契機に一層の取り組みを進め、食品産業の原動力にしてほしい」とあいさつ。

また、食品等流通合理化促進機構の村上秀德会長は「国際情勢が不安定化し、国内では米国の関税引き上げ、日銀政策の方向性、為替変動など全般的には緩やかな景気回復の中でも先行きには不透明感がある。特に原材料や食料品価格の上昇が根強く、物流の2024年問題に象徴される人手不足、米価格の大幅な上昇など引き続き情勢は厳しい。今回の受賞者は食料システムの一環として経営の近代化、合理化に多大な実績をあげた。これまでの努力に対して深く敬意を表する」と述べた。

授賞式では両表彰事業における農林水産大臣賞、農林水産省大臣官房長賞、食品産業センター会長賞の計40人に表彰状が贈られた。

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