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「音でみる」レシピサイト 視覚障がい者が理解しやすく 味の素

味の素は先月19日からレシピサイト「音でみるレシピ サウンドフルレシピ」を公開している。

通常のレシピサイトは画像や映像などで構成されているが、視覚障がい者には「きつね色」など分からない表現も含まれており、これが大きな壁だった。そこでサウンドレシピサイトは、目の不自由な人と協力し料理中の音に着目。音声読み上げ機能に対応したシンプルな構成と、視覚に依存する表現を使わないことにより、誰にでも分かりやすいレシピが提供できる。視覚障がい者のほか晴眼者にも料理が楽しめるよう、ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(代表理事・志村季世恵氏)の協力のもとで新しいレシピサイトを立ち上げた。

レシピサイトは読み上げの妨げとなる文字や画像は排除し、必要な情報に最短でアクセスできるよう工夫。「きつね色になったら」や「焦げ目がついたら」などの表現は、視覚障がい者にとっては理解が難しいが、目が見えなくても理解できる表現に変換できる。まずはプロトタイプ版として味の素パーク内に記載されているレシピのうち100レシピを変換し3月まで公開する。

発表会では味の素マーケティングセンター コミュニケーション部の赤坂由美子氏がサウンドフルレシピの開発背景を説明し、料理好きの全盲のみきさんをゲストに迎え、サウンドフルレシピサイトを使った調理を披露した。

この中で赤坂氏は「障がい者にも音で料理が楽しめるようなレシピサイトを開発した。今後は一人でも多くの人に料理の楽しさが体験できるよう挑戦する」と語った。みきさんはレシピの魅力について、コンパクトになっていること。不便でできないことばかりが注目されるが、五感を使えば料理が楽しめ、失敗も怖くない。目が見える人にも音は料理のヒントになるなど感想を述べた。

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