自動販売機の飲料販売が主力のダイドードリンコは、新たな事業として、法人向けに菓子やカップ麺などの軽食を販売する「Cobo(コボ)」の展開を全国でスタートさせた。平時は福利厚生やコミュニケーション活性化、有事は備蓄品としての活用が期待できる。
サービス名の「Cobo(コボ)」は、Communication box(コミュニケーションボックス)を意味し、法人オフィスなどで自販機とは別の棚で菓子などを販売するもの。利用者はQRコードを活用した完全キャッシュレスで購入できる。
コボの導入で設置企業は、従業員が買いたい時にすぐに買える売店としての役割のほか、休憩時間の小腹満たし、オフィスでのコミュニケーション活性化など、様々な場面での利用が想定される。
また、災害時の備蓄品としての活用のほか、女性向け商品もあるので、健康経営やダイバーシティ推進でも活用できる。
取り扱い商品は、菓子、ゼリー、カップ麺、バランス栄養食のほか、生理用品やストッキングなど幅広く取り揃えており、その中から最大15種類ほどコボの棚に置くことができる。
コボの仕様は、幅440㎜、奥行き400㎜、高さ1480㎜で、色はオレンジ、パステルブルー、木目の3色を展開している。
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