1月下旬から順次スタートした東京地区百貨店のバレンタイン商戦が間もなく終わる。ごほうび向けやイートインなど自家需要に応える提案を強化し、会場は女性客を中心に賑わいを見せた。
そごう・西武は「チョコレートパラダイス2025」と題して展開。公式LINE会員を対象に実施した事前アンケートで、回答者1770人の約7割が「自分のためにも買う」と回答したことから、一部商品をごほうび向けに「ショコラグジュアリー」として提案。全体の売上目標は前年比106%。そごう横浜店では78ブランド・約450アイテムを取り揃えた。
松屋銀座の「GIZNA バレンタインワールド」はイートインと実演販売を強化。ブランド数を17から22に拡大し、来場者らがチョコを楽しむ空間を提供した。
髙島屋は年に一度のショコラの祭典「アムール・デュ・ショコラ2025」と題して店頭100以上、オンライン最大400以上のブランドを展開。会場配布のカタログは130ページ超で特別招待日限定ショコラも販売した。
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