8.9 C
Tokyo
8.7 C
Osaka
2025 / 12 / 05 金曜日
ログイン
English
業務用日本アクセス 福岡で春季展示商談会 商品企画力を幅広く訴求

日本アクセス 福岡で春季展示商談会 商品企画力を幅広く訴求

日本アクセス西日本営業部門九州エリアは1月28日、マリンメッセ福岡B館で「九州エリア2025年春季展示商談会」を開催した。出展メーカー数は243社(ドライ71、和日配29、洋日配44,冷食19、乳製品10、デリカ44、生鮮10、アイス16)で、九州地区小売業のトップ、実務担当者、流通関係者など九州管内の主要企業が多数来場した。

今商談会の統一テーマは「~変革と挑戦~」。同社が第8次中期経営計画で掲げる「変革と挑戦」のテーマに則って強みとするフルラインの商品開発・提案力、販促企画を披露。各メーカーの趣向を凝らした出展に加えて、アクセスブランド商品の展示・紹介とともに、各カテゴリーの商品提案を幅広く展開した。

生鮮の「水産」では「鮮魚」「寿司」「水産惣菜」「水産冷凍」の売場ごとの課題やニーズに沿った商品、「畜産」では春夏向けのおつまみや冷凍焼肉商材など、「農産」では「黄色い朝食バナナ」をはじめ「顔が見える」「有機栽培」「高糖度」「ロングライフ商品」などテーマごとでの付加価値を強調した商品を提案。「花卉(かき)」では観葉植物や胡蝶蘭の宅配ギフトを紹介した。

一方、デリカの「ご当地フェア」では人気エリアの北海道・四国・九州・沖縄のこだわり産地商品、「U1(うまいもん1)グランプリ」では全国から収集した注目メニューをピックアップして展示した。

さらに「九州鉄火祭り!」では長崎産ひらまさを使った白鉄火と鹿児島奄美産養殖本まぐろを使った鉄火巻き(赤鉄火)、沖縄竹富島産の車海老の塩焼き、熊本天草産のきびなごの唐揚げを提供。

「アクセス縁日」では21種メニューのうまか屋台、50種メニューのえんにちビュッフェを展示した。

そのほかにも「人手不足」「ヘルシー」「付加価値」の3つのワーキンググループから提案するAG研や、地域の特産品を紹介する北海道、高知、長崎離島、沖縄の各物産展など同社独自の価値を訴求した商品提案を実施し、会場内は来場者で大盛況となった。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。