雪印メグミルクは、家庭用市乳・乳食品および業務用商品計177品を値上げする。家庭用市乳商品は2月1日出荷分から63品、3月1日出荷分から18品(うち3品は宅配向け)を2.2~12.5%引き上げ。乳食品は3月1日特約店着分から96品を3~10.1%引き上げる。
新希望小売価格は市乳商品が「すっきりCa鉄」(500ml)が税込157円(現行152円)、「雪印コーヒー」(200ml)が110円(同105円)、「恵 megumi ビフィズス菌SP株ヨーグルト」(70g×3)が255円(同245円)など。
乳食品は「雪印北海道バター」200gが521円(同492円)、「ネオソフト」(300g)が380円(同360円)、「6Pチーズ」(102g)が463円(同437円)、「雪印北海道100 さけるチーズ(プレーン)」(50g)が275円(同255円)、「雪印北海道100 粉チーズ芳醇」(80g)が578円(同535円)など。
業務用は4月1日出荷分から、原料乳製品をメーカー出荷価格で1.7~7.3%、業務用乳食品を0.6~7.3% 、業務用飲料を2~12.6%引き上げる。
同社は「近年、原材料価格や包装資材価格が上昇していることに加えて、最低賃金上昇や人手不足深刻化による人件費や物流コストの増加など、サプライチェーン全体でコストアップによる影響が生じている」とし、これらは企業努力による吸収の範囲を超えることから価格改定を決めた。